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10月 1, 2024の投稿を表示しています

東大CASTさんたちと科学を楽しもう!

 9月28日(土)に『東大CASTさんたちと科学を楽しもう!』が開催されました。すぐに定員に達してしまった大人気の企画です。  今回のテーマは水!!屈折、反射、表面張力、毛細管現象、浮力といった、私たちもどこかで習った覚えのある、水の不思議な特性を使った実験をみんなで行いました。  東大CASTの5人のお兄さんお姉さんたちが、楽しく実験をお手伝いしながら、その原理を教えてくれます。  まずは手始めに、「水プリズム」から。ガラスボウルに入った水に光を当てることで、白い光が虹色に分散して見えます。これが本当の虹ができる仕組みと同じと聞くと、子供たちから「へぇ〜!」という驚きの声。  次にみんなで「全反射コップ」を作りました。マーカーで絵を描いたプラコップともうひとつのプラコップの間に空気の層を作ります。そのコップを水に浸けると浸かった部分の絵が消えるという実験です。なかなかうまくいかない人もいたようですが、しばらくすると「あ!消えた!」「ぼくも!」と嬉しそうな報告が聞こえてきました。  この他にも、屈折を使ってコップの底の十円玉を見えるようにしたり、小瓶の中のボールを消したり、表面張力で一円玉を水に浮かべたり、毛細管現象をつかって濾紙にペーパークロマトグラフィー花火を作ったりしました。  最後に「浮沈子」作りです。ペットボトルの水の中に入った、醤油差しのお魚が、水圧で上がったり下がったり泳ぎます。これは、パスカルの原理とアルキメデスの原理によるものらしいですが……難しいので、お魚が泳げば大成功ですね!!  実験をしながら、東大生のお兄さんお姉さんに「東大に受かるにはどうしたらいいんですか?」と子どもたちが質問する、微笑ましい場面もありました。気になるお返事は「うーん…でもみんなと同じくらいのときは、いっぱい遊んでた!」でした。  当日ご協力いただいた東大CASTのみなさんは、文理問わず大学1・2年生の東大生さんでした。将来は大学院や研究所で研究をしたり、弁護士さんや公認会計士さんになったりするそうです。  参加した子どもたちの中から、今回の実験をきっかけに科学が好きになって、いつか東大CASTさんになる人が現れるかもしれないと思うと楽しみです。  東大CASTのみなさん、ありがとうございました。 おまけ 東大CASTのブタさん...