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4年生:特色のある授業『視覚障がい者の世界』

4年生:特色のある授業

総合学習「つなげよう心と心」:視覚障がい者の世界
4年生の総合授業では「つなげよう心と心」と題し、視覚障がい者の世界について、1学期から2学期の半ばまでさまざまな角度から学習に取り組んでいます。
6月5日(火)には4年1組が、6日(水)には4年2組が、視覚障がい者の小暮さんと一緒に通勤ルートの一部を歩く、校外学習を行いました。
四谷小の近くにある会社で働く小暮さんは、ノーマライゼーション()について知ってもらうための啓蒙活動の一環として、四谷小にも福祉教育訪問授業に来てくださっています。障害をもつ者ともたない者とが平等に生活する社会を実現させる考え方。
事前に教室で、小暮さんと道を歩くときの注意事項をよく確認してから1班ずつ学校を出発。いつも歩き慣れている駅までの道も、小暮さんと一緒に歩くことで新しい発見があったようです。
「信号機の色や電車の行き先はどうやって判断していると思う?」「四谷三丁目交差点の横断歩道は、点字ブロックのあるものとないものがあるのに気がついたかな?」など、時折立ち止まっては、子ども達に説明をしてくれます。四谷三丁目の駅までの短い間でしたが、色々なことを学んだ校外学習となりました。
「歩くときは、必ず点字の右か左かどちらかを歩くよ」
「お財布には区別の難しい5千円札は入れないようにしているよ」

学校に戻った後は、先生が図書館から借りてきた40冊以上の点字や視覚障害に関する参考文献を元に、一人ひとりが自分の関心に基づいて調べ学習を行い、理解を深めました。

更新:広報委員会